ケンブリッジ・テクノロジーは、北米および東南アジア地域における高速光モジュール生産能力の拡充などを目的に、CIG米国に1億ドルを追加出資する計画

2025-12-09

2025年12月9日、上海ケンブリッジ・テクノロジー株式会社（以下「ケンブリッジ・テクノロジー」）は、海外上場外資株（H株）の発行により調達した資金をもって、完全子会社であるCIG米国に対し1億ドルの追加出資を行うことを発表した。この資金は、関連生産設備の調達、北米および東南アジア地域における高速光モジュールの生産能力拡充、海外における研究開発の規模と能力の向上、マーケティング活動の強化、重要な電子部品の戦略的調達と備蓄の拡大、サプライチェーンとの連携への参加、運転資金の補充などに充てられる。

資料によると、CIG米国は同社が海外に設立した完全子会社であり、登録住所は160 Greentree Drive, Suite 101, Dover, DE 19904, USA、運営本部は米国シリコンバレー（住所：2445 Augustine Drive, Santa Clara, CA 95054, USA）に所在する。その中核業務は、通信・データ通信・企業ネットワーク端末機器（通信ブロードバンド、無線ネットワークと小型基地局、スイッチおよび産業用IoT基盤ハードウェアを含む）および高速光モジュール製品の研究開発、調達、販売をカバーし、北米市場の開拓、顧客サービス、物流サポートなどの業務を担当している。同社は、グローバル市場への進出、ローカライズされた研究開発、生産・納品を実現するための重要なプラットフォームとして位置づけられている。

ケンブリッジ・テクノロジーは、今回の追加出資は、CIG米国がマレーシア、メキシコ、米国における生産能力拡張計画を加速させ、同社のグローバルな生産能力配置を向上・改善し、顧客の生産能力に対する需要とサプライチェーンの安全性の要件を満たすのに役立つと述べた。同時に、CIG米国のローカライズされた研究開発と市場開拓に対して安定した資金支援を提供し、香港、米国、台湾、マレーシアの関連会社とのシナジー効果を強化し、高速光モジュールおよび中核端末製品の研究開発イテレーションを加速させ、グローバルな生産・納品能力を向上させる。これは、同社のグローバル事業展開と長期的な発展戦略に合致するものである。CIG米国と海外の主要サプライヤーとの深い連携能力を活用することで、同社のグローバルサプライチェーン管理能力とグローバルサプライチェーンセキュリティの配置をさらに向上させることができる。